もう10年経ったんだなぁ。
あの震災から。 奈良は震度4強程度だった。 人的被害もほとんど無かった。 家屋の倒壊もほぼ無かった。 でも、怖かった。 10年前、私はやはり一郎のトイレ散歩のためにすでに起きていた。 帰ってきて、熱いコーヒーを飲もうとしていた時だった。 ぐらっときた。長かった。 父が痴呆症を患っていた。まず父の元に飛んでいった。 私と母は、当時交代で父の横で服を着たまま仮眠するだけの状態だった。 父はショックだったようだ。 当初、どの程度の地震であったのかはよく分からなかった。 父をなだめるのに手間取って、刻々と入ってくる情報の断片は、 とんでもないことが起こっていることだけが理解できた。 芦屋で友人が罹災していた。 西ノ宮で友人が罹災していた。 豊中で親戚が罹災していた。 尼崎で親戚が罹災していた。 持てるだけの水や食料を運んだ。 10年経って、 私はもうその傷みを忘れかけてるのかもしれない。 いつの間にかいい加減になってしまった防災袋。 重要なものが入ってない非常持ち出し袋。 すばやく動けなくなっている母。 もう一度考えないと。 震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 by風人 |
by asuka-210
| 2005-01-17 05:13
| 風任せ(日記・雑記)
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