人気ブログランキング | 話題のタグを見る
発掘現場巡り。
2月13日。

飛鳥の庵の正式サイトオープンを前に、栞の内容について飛鳥寺に確認に行かなくちゃ。
ってことで、昼から出発。昨日より寒い。風も結構ある。

わが家から飛鳥石舞台までは、6キロで100mを登ることになる。
大したことではないように思えるけど、ずーっと上り坂なのだ。
風の日は、自転車ではかなり厳しい。
ちなみに、帰りはほとんどこがなくても帰れる♪

飛鳥寺の枝垂れ梅は可愛い色をしている。今日もパチリ♪
大仏様は、良いお顔をされていた。
こちらの心によって表情が違うように思うのは、思い過ごしか?
今日は、柔和な表情をされていたのが嬉しかった。(∩.∩)

そこから気になる発掘現場巡り。
まずは川原寺跡。
寺跡を回ってみると、発掘現場は西金堂のほぼ北に当たり、
回廊の外、講堂の南になることが分かった。
伽藍中心線のちょうど反対側には、経蔵か鐘楼かの基壇跡がある。
ならばこちらも、経蔵?鐘楼?宝蔵?っていう可能性が高い。
何が出土しているのだろう? ますます気がかりになる。
発掘現場巡り。_b0048276_20274841.jpg

          川原寺発掘現場


もう一ヶ所は、高取町観覚寺遺跡。
冷たい風の中では遠い!
詳細な位置の報道も無かったので、現場を探すのは感頼り。
キトラ古墳を過ぎ、小島寺に出たがそれらしい物は見えない。
道路工事をしているが、報道では宅地建設のための調査となっていた。
辺りを探すがそのような場所は見えなかった。
人に案内を請うにも人が居ない。(^^ゞ
ままよと感頼りで進むうち、先ほどの道路工事の現場の中ほどに土盛が見えた。
あれだ!

観覚寺遺跡は、東漢氏が作った集落遺構だと言われる。
飛鳥を開拓していった渡来の民だ。
彼らの先進の技術と道具があればこそ、飛鳥が人の住めるところになった。
周辺部から飛鳥の中心へ。
大きな文化を作り出したその人たちの町なのだろう。
大壁建物と言われ、オンドルが完備されている。
by風人 | by asuka-210 | 2005-02-13 20:27 | 飛鳥風(飛鳥歩記)
<< 2月13日 寒い中でしたが。 本格稼動開始 >>
商用やアダルト・出会い系の書き込みや一方的な無断トラックバックはお断りします。
上記に該当する書き込み・トラックバック・マナーに反する書き込みは、即時削除します。



Copyright © 風人 All Rights Reserved.