今日は、朝早くから伯母を見舞いに行った。(見舞い・・・だったのかな?)
伯母は、重度の認知障害者。ははの姉だからもう歳のせいなんだろうけどね・・。 もう、自分の子供さえ認識出来ない。表情もほとんど変わらなくなってる。 ははとは、実質一つ違い。 仲の良い姉妹で、元気な間は大阪と奈良に離れて住んでいるのに、 お互いの家の晩御飯の内容まで知ってたりした。 今日、ははを連れて行った。 別れになるかも知れないから、どうしても行きたいと言った。 で、ははが、伯母の手を握った。 そうしたら、伯母の顔にほんの一瞬表情が戻ったような気がした。 分かるはずも無いのに。 深い深い心の奥底にある記憶が突然フラッシュバックしたのか? でも、それはやはり一瞬だった。 無表情な伯母の顔を見て、ははは泣いていた。 それから長い時間、手を取り合ってそのままでいた。 ははの心が、ほんの少しでも伯母に通じていれば良いのだけど。 私にとっても、かけがえの無い優しい伯母。 せめて、残りの時間を心穏やかに過ごして欲しい。 それだけを思った。 by風人 |
by asuka-210
| 2005-06-05 21:30
| 風任せ(日記・雑記)
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