昨夜10時30分、兄が亡くなりました。
静かな旅立ちでした。 9時過ぎに容態が急変し、 そのまま蝋燭の炎が燃え尽きるように、静かに静かに眠りにつきました。 母も私も臨終には立ち会え、見送ってやることが出来ました。 今夜は、一晩兄の側に居てやろうと思います。 決して仲の良い兄弟ではなかったのですけれど、 最後ぐらいは、良い弟でいたいと思います。 母は、流石にがっくりきていますけれど、 取り乱すことも無く、気丈にしています。 今夜は、とりあえず横にならせました。 明日から慌しい送りの儀式が始まります。 皆さんには、ご心配をお掛けいたしました。 母の体調にもお気遣いくださいまして、ありがとうございました。 励ましやお見舞いのメッセージに、心から感謝申し上げます。 あいにく、携帯のメールアドレスが変わっています。 ここに書くことも出来ませんので、連絡は出来ないものと思います。 暫らく、ご猶予くださいますように。m(_ _)m 夕刻、病院に行くと、主治医の先生に呼ばれた。 肺に水が溜まっていると・・・。 非常に危険な状態にあるだろうことは、私にも伝わってきた。 延命処置について、先生と話した。 辛い決断をしなければならなかった。 命ってなんだろう。 脳が死ねば全てが失われるのだろうか・・。 最後の最後まで、生を長らえさせてやりたい。 もう苦しめたくはない。 母がもたない。 私が決めてよい事なのか・・・。 一ヶ月間ずっとずっと悩んでいた。 もう現実を受け止めなければならない。 逃げ場は無いんだから。 母を守って行く。 それが全ての問いへの答えにもなるのだろう。 兄貴、これで良かったよな。 兄貴は大馬鹿野郎だ。 老いた母を置いて、先に死に行くなんて。 親不孝者! でも、苦しまずに逝ったのだけは、親孝行だったよ。 母のことは俺に任せて安らかに眠れ。 by風人 |
by asuka-210
| 2005-11-05 01:11
| 風任せ(日記・雑記)
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